グループまたはプラグインオブジェクトに変換する
コマンド |
パス |
ショートカット |
グループに変換 プラグインオブジェクトに変換 |
加工>変換 |
Ctrl + K(グループ、Windows) Cmd + K(グループ、Mac) |
グループに変換コマンドは通常、窓やドアなどのシンボルまたはプラグインオブジェクトを含む選択した壁(または屋根、スラブ、シンボル、ソリッド)に対し、壁とそこに含まれる図形を2Dまたは3D形状の「分解された」グループに変換する目的で使用します。変換時に2D/平面ビューにしている場合は2D形状が生成され、変換時に3Dビューにしている場合は3D形状が生成されます。
ハイブリッドシンボルを変換する際には注意が必要です。2D/平面ビューでは、変換中にシンボルの3D要素が失われることがあります。同様に、3D表示では、シンボルの2D部分が失われることがあります。
このコマンドはまた、柱状体、回転体、メッシュ、または寸法を、2Dまたは3D形状、あるいはグループ化された2Dまたは3D形状に直接変換します。
元はプラグインオブジェクトから作成した黒(または緑)のシンボルを選択した場合は、代わりにプラグインオブジェクトに変換コマンドを使用できます。このコマンドは、シンボルを変換してプラグインオブジェクトに戻し、シンボル定義との関連付けを解除します。
選択したアイテムをグループ化された形状に変換するか、シンボルをプラグインオブジェクトに戻すには:
図面内で、変換する3D形状、寸法、壁、屋根、スラブ、ソリッド、またはシンボルを選択します。
グループに変換コマンドを選択するか、元はプラグインオブジェクトだったシンボルインスタンスを選択している場合は、プラグインオブジェクトに変換コマンドを選択します。
図形が含まれていない3D形状のみを選択した場合は、すぐに変換されます。選択した図形がハイブリッドシンボルか、あるいは図形に追加シンボルまたはプラグインオブジェクトも含まれている場合は、グループに変換ダイアログボックスが表示されます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
図形内のサブオブジェクトはグループに変換しない |
グループに変換コマンドを実行する場合、このオプションでは図形に含まれるシンボルまたはプラグインオブジェクトが変換処理から除外されます。たとえば、選択した壁に窓のプラグインオブジェクトが含まれている場合、壁はグループに変換されますが、窓は変換されません。 プラグインオブジェクトに変換コマンドを実行する場合、このオプションではプラグインオブジェクトの完全性を維持し、シンボルを変換して元のプラグインオブジェクトに戻します。 |
図形内のシンボルとプラグインオブジェクトをグループに変換する |
図形内のすべてのシンボルやプラグインオブジェクトをグループ化された形状に変換しますが、1つ下の階層に含まれる図形は変換しません。たとえば、壁にドアのプラグインオブジェクトが含まれている場合、壁とドアはグループに変換されますが、そのドアにドア金物シンボルも入れ子になって含まれている場合、これらのシンボルは変換から除外されます。 |
すべての図形をグループに変換する |
図形内のすべてのシンボルやプラグインオブジェクトを、グループ化された形状に変換します。 |
変換後は、グループ化された2Dまたは3D形状、あるいはプラグインオブジェクトになります。グループ化されたシンボルを変更するには、加工>グループに入るまたはグループ解除を選択します。
変換後のグループは、グループ化した図形またはプラグインオブジェクトのままにしておくか、新しいシンボルとして保存できます。